そもそもエンタメ物語の構造ってどうなってんの?
当ブログでは、ラノベを書くための生々しい技術をお伝えしていきます。
ただし、更新している僕自身がラノベ新人賞に落ちまくっています。
ですので、あくまでこのブログのタイトルは『ラノベ新人賞の落ち方』です。
紹介された技術を駆使しても、良いラノベがかける保証は1ミリもありませんので、それをご承知の上で、肩の力を抜いてお楽しみください。
----<キリトリセン>----
まずは大前提、キホンのキから行きましょう。
ラノベに限らず、小説に限らず、世に存在する『物語の構造』です。
エンタメ作品って、キャラクターがすごく生き生きとお話を進めていくので、まあ、ノリと勢いがあれば書けちゃいそうなイメージもあるじゃないですか。
もちろん、素敵なキャラクター達を作り出して、そいつらに自由に暴れてもらう書き方もあります。アリです。
逆にプロットをギッチリ精密に作り込んで、細かく細かく作り込んでいく書き方もアリです。
ただ、『たくさんの人が面白いと感じやすい物語』の共通点みたいなものがあります。
キャラクターに好き勝手暴れてもらうにしても、ココだけは押さえた上で、娯楽ストーリーとして成立する範囲で暴れてもらう必要があります。
能書きがうるさいですね。答えからいきましょう。
エンタメ物語を極限まで分解した最小の構造は、
■登場人物の変化
……です。
あーわかります。ピンとこねーですよね。
具体例にしましょうか。
例①
最強の俺さえいれば問題ないと思っていたが
↓
(色々あって)
↓
仲間の大切さに気付いた
例②
妹なんて大嫌いだったが
↓
(色々あって)
↓
妹の考えも認めてやることにした
例③
異世界に行けば幸せになれると思っていたが
↓
(色々あって)
↓
リアル世界も良いもんだなと思った
……みたいな感じですね。
いや、あせらないでください。
「この例、ラノベだと一冊のどれくらいのページに当てはまるんだよ!」 とか。
「ほんとに全部の物語がこーなってんのかよ! 証明できんのかよ! とか。
そういうのやめましょう。
僕だって何十冊と参考書の勉強をしたりセミナー行ったり実際に書いて訓練したりを繰り返して、やっと、ちょっとばかり理屈がわかるようになってきたんです。
ほんの数十行のブログですぐその全貌が説明できてたまるかってんだ!
はい。
ひとつずつ理解していかないと混乱するので、今回は一つだけ覚えてください。
物語は、『最初はこうだった人物が、最後はこう変化しました』という構造になっています。以上!
----<キリトリセン>----
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どうぞ、よしなに。