作品紹介『セブンティウイザン』
参りましたね。
次は何の話しようかなーと色々考えていたんですが、急遽変更で作品紹介です。
タイム涼介先生の『セブンティウイザン』。
昨日発売かな? アマゾンで予約してたんですが、今日届いてました。
内容はタイトルの通り、70歳で初産を経験する老夫婦のお話です。
結論から言うと傑作です。
えー、ただ、困っております。
当ブログは曲がりなりにもラノベを書く皆様の役に立つことを目標にしております。
ですのでご紹介する作品も何かしらそういった意味のあるものでなければ、ねえ? って感じです。
友達にいるでしょ、たまに本買ったからって「これおもしろかったわー」つってとりあえず勧めてくる奴。
そういう雑なオススメでは、勧められる側も困るわけです。
本を読むには時間やお金がかかります。
勧められた人間は、自分の限られたリソースを消費して、わざわざ勧められた本を読むのです。
勧める側にもそれなりの覚悟ってものが必要でしょう。
んで、その覚悟をもって十分にお勧めできる作品だったので、発売から日が浅いうちにお伝えしようと思ったのですが。ががが。
趣味人の辛いところですね。
僕なんかにネタバレされないで、直接作品を読んでそのすべてを味わってほしいです。
わー、バカ! ブログの存在意義マジで全否定だね!
----<キリトリセン>----
世の中の魅力的な物語は、それを作るためにいろんな技術が生かされています。
このタイム涼介先生は、過去作品でもそのへん素晴らしすぎて、もう、なんていうんですかね。
作品そのものを楽しんでまず感動して。
次にあらためて作り手の視点で読み返して、今度はそのテクニックの美しさに感動してという。
えーまた後々書きますが、作品を評価(っていうとめっちゃクソ偉そうでイヤなんですけど便宜上)するときに気を付けないといけないことがあります。
①『好き』と『嫌い』
②『上手い』と『下手』
③『面白い』と『面白くない』
は、それぞれ別の独立した概念です。
作り手には、この①が得意な人もいれば、②や③が得意な人だっているのです。
あー、いや。まあいいや、やっぱなし。今度言います。(最低)
僕が言いたいことは、タイム涼介先生の作品は真剣にお勧めですよってことと、新作のセブンティウイザンが発売されたので、よかったらどうぞって話です。
アマゾンのページです↓
過去作もいちおう載っけときますけど、また改めてご紹介するかもです。