小説テクニックってご存知ですか?


 みなさん、ラノベ書いてますか?

 大人気ですよね、ラノベ
 実際に読んでる方もいれば、存在は知ってるけど読んだことはないという方もいると思います。

 でも、読んだことない方だって、けっこうラノベ作品を知ってますよね?

 「あーあれ、ソードアートオンラインでしょ? アニメなら見たよ」

 それです。

 ラノベは人気ありますから、アニメ化してたり、マンガ化してたり、ときにはゲーム化までしたり。メディアミックスしまくりです。

 『よく知らないけどたぶん原作はラノベじゃないの?』みたいなやついっぱいありますよね。

 『よく知らないけど艦これのキャラでしょ?』みたいなもんです。違いますね。まあいいや。

  
 そんでもって大人気ですよね、ラノベを『書くこと』。

 僕もゴリゴリのアキバ系気質なのですごくわかるのですが、あまりにも好きなものって『作り手側』に憧れてしまうものなんですよね。
 ようは、ラノベが好きだから、自分もラノベを書いてみたい! となるわけです。

 アニメが好きだからって、アニメーターになるのは覚悟がいります。
 マンガが好きだからって、漫画家を目指すのは現実的じゃないです。
 ゲームが好きだからって、ゲームを作るって言ってもゲームの絵を描くのか音楽を作るのかプランナーになるのかプログラマーになるのかあーもーわけわからん! って僕はなりました。

 自分は絵も描けないし、専門学校に通っているわけでもない、けどアキバ系の遊びが好きなんだ!

 となったときにですね。

 ……ラノベなら、書けるんじゃね?

 と思ってしまうわけですよ。
 僕だけじゃねえ! お前もお前もお前もだよ!

 絵を描くスキルもいらないですしね。
 文章っつっても、普通に小学生だって作文しますしね。

 んでまあ、ラノベってのはライトなノベルを略してラノベですから。
 実際にプロが作っている文章だって、とても読みやすく書かれているわけですよ。

 『ぎゃああああああああああああああああ!』

 とか

 『イヤーン、エッチ!』

 とかね。


 ……こんな簡単な文章で良いなら、俺でも書けるんじゃね?

 と、我々はまんまと勘違いしてしまうのです。



 ----<キリトリセン>----



 というわけで、一見楽勝そうに見えて大変に奥の深い、ラノベを書く技術について、ラノベを書こうとしている人間たちの世界について、少しずつブログで紹介していけたらと思います。

 ただし、僕自身は『ラノベを書いて出版社に応募してるけど落選しまくっている人間』です。

 僕は、知っている限り、体得している限りの技術とその出典を網羅していきますが、言ってる本人が合格していないので、当ブログは『ラノベ新人賞の落ち方』です。

 僕が紹介する技法を習得しても、新人賞に受かる保証はどこにもありませんので、そういうノリで、肩の力を抜いてお楽しみください。


 んでまあ、そういう事情ですので、当ブログで紹介されていない知識やテクニックなどがありましたらコメント欄などでドシドシ教えてもらえると助かります。
 僕自身の勉強にもなりますし、このブログでも紹介させて頂きますので、どうぞよしなに。
 みなさんのお力で、僕と、ブログ読者の方々のラノベ創作力を底上げして頂けたら幸いです。僕が先生なのではなく、一緒に成長していく仲間だと捉えて頂ければしっくりくるんじゃないでしょうか。みんなで幸せになろうよ。ねえねえ。

 あ、あと一見ラノベに関係ないことも記事にするよ!
 ここは僕の城なんだ! 好きなものチョイチョイ混ぜ込んでやる! やーいやーい!

 興味ない回はそっとスルーしていただければ良いかと思われます。

 まずはご挨拶がてら、こんなところで。
 あ、僕カジキッサって言います。ラノベだと髪が水色ロングのロリキャラはだいたい好きです。